たのしくも悩ましき、春の夢

タカラヅカ、観劇前ランチ、ひとり暮らし

【感想】「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を観てきた!

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〜ネタバレ含みます〜

 

「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を観てきた感想です

ゴジラって英語のスペルだとGODが頭につくんですね。知らなかった

ゴジラファンじゃないです。もちろんゴジラをざっくりとは知っているけど、ちゃんと観たことはない

タカラヅカファンのわたしは、昔からある東宝映画(宝塚歌劇のいとこみたいな会社…。違う?)の看板作品だってことで好感を持っていたのと、ハリウッドで何回か映画化されて、ふーん今でも人気なんだなーという感じで、チラ見したことがあるくらいです

 

 

アニメのゴジラ

今回のゴジラはアニメです。最後にアニメを熱心に観たのは20年以上前、「新世紀エヴァンゲリオン」でした。すごく感激したのを覚えてる。夜中にやってた再放送に夢中になってVHSに落として何度も見た。今でも受験に失敗した理由の10%くらいはエヴァだと思ってる(笑)

というわけでアニメは化石みたいな知識と記憶しかないんだけど、「GODZILLA 決戦機動増殖都市」、とっても楽しめました

わたしの知ってるアニメと全然違う。CGとかもうバンバン使われていて、昔から見続けているハリウッド映画や海外ドラマの感じに似ていました。主人公のキャラクターの描き方はいかにも日本のマンガによくある感じなんですけど、絵がクオリティ高くて洋画みたいだなあと。日本映画が予算の都合上、ハリウッド映画よりだいぶ安っぽい造りなのと対照的だと思いました

アニメが大人気なのも、むべなるかな

 

全三部作の第二章

この「GODZILLA 決戦機動増殖都市」は三部作の第二章です

第一章は「GODZILLA 怪獣惑星」Netflixで観られたので、予習して行きました

第三章はこの秋11月に公開予定

godzilla-anime.com 

第一章までの簡単なあらすじ

地球にゴジラが現れて破壊活動を行ったので、住めなくなり宇宙に逃げ出して20年

生き残った数少ない人々は宇宙船での不便な生活を強いられる。当初の計画では移住できる星を見つけるはずが果たせず、20年ぶりに地球に戻ってきたら2万年の時が経っていた

ゴジラは2万年の間に地球上で進化を遂げてたりしているのか、繁殖したりしているのか、詳細は不明

ゴジラから地球を取り戻すために人類は再び立ち上がった

トラップを駆使してゴジラを仕留める

と思ったらそれはゴジラの亜種で、20年前のゴジラは地球上で2万年の間に超巨大生物になっていたのだった

ーつづくー

やったゴジラ仕留めたぞーと思ったら、最後に気持ちを打ち砕くような終わり方で、なんだこのアンチクライマックスは!と思いました

それと、2万年後の地球が未知の生物でいっぱいで、「ジュラシックパーク」みたいで、探検する感じにわくわくした 。ただしジュラシックパークより、世界はずっと暗い

 

ゴジラの仕留め方

第二章の今回は、どうやって巨大化したゴジラを仕留めるのかなーというのが一番の興味深いところ

タイトルにもある〝決戦機動増殖都市〟というのが、〝武器〟でした。20年前に最初にゴジラと戦った時の〝メカゴジラ〟が増殖する生きてる金属?でできていたため、まだ残って増殖し続けていて都市を同化しつつ覆い尽くしていた、その都市を利用して超巨大ゴジラと戦っていました

ちょっと分かりにくい

メカゴジラというんだから、ロボット型のゴジラを人間が造ったんだろうけど、原型を留めていなくて、残骸しか出てこなくて、いまは金属に覆われた都市を〝メカゴジラ〟と呼んでいたりして、ほー、ふーん、という感じでなんかピンとこない

やってる作戦も第一章と同じで、わな(?)に誘い込んで、ゴジラがハマったところを一斉射撃でやっつけようとしていた

いっそ増殖しない金属でできたメカゴジラが2万年後もそのまま残っていて(そんなわけあるか)、超巨大ゴジラと戦えばよかったのに

でもそんなのとっくに、数あるゴジラ映画のどこかでやっているんだろうな

思ったのは、現在の化学や宇宙研究で解明されている原則を無視せず、世界設定を作り上げているんだろうな、ていうこと

増殖する金属なんてまだこの世にないけど、理論なりアイディアはどこかに実際にあるものなのだろう。前作で、20年放浪しても地球に似た星を見つけられなかったというところも、近年の研究でわかってきた宇宙の膨大な広さを思わせるエピソードだった

出来るだけリアルな世界観が、この作品の魅力だろうと思う

 

ゴジラがリアルすぎて素敵

リアルさでいえば、ゴジラが圧巻でした

この世に存在しないはずのゴジラがリアルに見えるとか変な感想ですけど、岩か大地がそのまま動いているようなテクスチャーで、生物なのに何も感情が感じられないような目とか、すごくリアルにゴジラでした。詳しくないので分からないですけどCGで造ったのかな?ナマナマしい

あまりにリアリスティックなゴジラなので、対する人間の顔が、ともすればアニメ顔すぎて不自然に見えてしまうくらい

アニメにCGを持ち込むのって、手書きとCGの差が激しくなると違和感があるんだなあと思いました

いや、本当に詳しくないので、どこから手書きでどこからCGかなんてパッと見分からないんですけど、ゴジラのルックスと人間のルックスが違いすぎて、例えばマンガでいえばオスカル様のコマの次に、ルフィーが登場するみたいなヘンさがある。〝絵が違う〟とでも言うべきか

でも20年アニメ見てないひとの感想だからなー。今どきのアニメはみんなこんな感じなのかな?とも思うし。わたしが今のアニメに見慣れてないだけかもしれません

それと、音がすごかった!ゴジラの吠える声もビームを吐きだすのも、すごい音

映画館全体が揺れるんじゃないかと思った。爆音上映とか行く人の気持ちが少しだけわかったよ。楽しーい!

 

主人公ハルオが遠く感じる

主人公の少年ハルオがなんていうか、〝いかにも少年マンガ〟で全然感情移入できなくて困った

前作の第一章で、彼は冒頭からいきなりブチ切れた状態で出てくるので、のっけからシラケちゃったというのもある。怒鳴る男って好きじゃない(完全に好みの問題だな)

もっとも彼の怒りは正当なもので、実質〝口減らし〟される老人たちのために憤慨しているんだけど、それでも強行突破な彼の行動に好感を持てなかったんですね

で、今回は冒頭でいきなりかわい子ちゃんに助けられる。その時点であーあ、てなった

そのあともストーリー通してかわい子ちゃんズ(2人に増える)が何かとハルオを助けてくれる。なぜかは分からない。主人公だからだろう多分

ヒロイン枠の女の子が何もせんでもキスしてくるシーンで、男って仕事を一途にがんばってればそれだけで女が寄ってくる、っていう世界に住んでいるんだね、とげんなりした

あるいはそれが多くの男性の好むファンタジーなのか。相手を想っていれば、それだけで相手が好意を持って仕掛けてきてくれるというのは。テレパシーか

ヒロインを大切に思っているんだろうけど、やさしい言葉や心をつかもうと行動する努力はしない。する必要ないんだよね、なぜかヒロインは何もしなくても主人公に惚れてる設定だから。やっぱ超能力だな

ゴジラ殲滅のチャンスか彼女かーという場面になって、〝人としてゴジラに勝ちたい〟とか言って彼女を取る。あーこの選択のシーンのためにこのヒロインキャラは登場してたのか、と思った

もうね、わたしの心はゴジラに全面的に味方です。こいつら、全部焼き尽くしてしまえw

 

虚淵玄のシナリオ作品が観たかったので

今回この映画を見に行ったのは、シナリオライター虚淵玄(うろぶちげん)の脚本だったからなんです

今度、宝塚歌劇で舞台化する「サンダーボルトファンタジー東離剣遊紀」が最高にツボにハマったので、彼の創る他の作品も観て見たかった

サンダーボルトでは凛雪鴉(りんせつあ)というおよそ主役らしからぬキャラクターが主役だったので、変わったキャラを主人公にするシナリオライターなんだと勝手に思っていたら、意外と平凡に少年誌みたいなキャラクター設定でちょっと肩透かしだったというわけです

でもサンダーボルトと違ってこの作品は、虚淵玄が総指揮を取ってるわけではないので、同列には語れないのでしょうか

少年誌的主人公が嫌いなわけではないんですけど、時にその御都合主義に鼻白んでしまうのは、わたしの心がせまいからです、すみません。少女漫画の御都合主義には喜んでひたれるのにね

 

三部作とか言われると、ジャンル違いでもコンプリートしたくなるのが、オタクのサガかしら

多分11月には観に行くでしょう。そしてまたハルオくんに物申したくなりつつ、ゴジラを応援すると思います

 

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日比谷に生息するゴジラ☆

 

映画って面白い!

 

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