1月25日、記録的な寒さの中、雪組の東京の新人公演が日比谷の東京宝塚劇場で行われました
めちゃめちゃ寒い!ていうか痛い!
それでも予定通り劇場に当たり前に行く宝塚ファン。寒さなんて気にならない
とにかく、綾凰華さんがすごかった、の一言に尽きました
初主演とは思えないその存在感、セリフまわし、どれを取っても一級品
何よりも初主演なのに、すでにご自分の芝居をされている感じで、本役のトップさんとは違うロペスピエールを確立されてました
ビジュアルは、あれです。ベルサイユの薔薇にでてくる、オスカル様も見とれた、女と見紛う美貌の青年
劇中でロペスピエールが 〝お姫様〟呼ばわりされてからかわれるシーンがありますが、さもありなん、と思わせる線の細さ、その繊細な天才が理想を追い求めるあまり狂っていく演技が素晴らしかったです
ともすればやや唐突に恐怖政治を始めてしまう様にも見える演出を、うまく乗りこなして説得力を持たせていた、というか
すごくロベスピエールその人、が舞台にいる感じが半端なくて、本当に感動的でした
綾さんがまた新たなお役で輝くのを、楽しみに
本公演もまた観たいなあと思いました